隣の女

なんの制約もない関係なのに

勝手に相手の歩みに合わせて、がんじがらめになったふりして

不満をもらす自分

相手の人生を支えた気になってる自分

そうやって存在意義を確かめようとする自分

すべて醜い

同じように語る女、そこにもう一人のわたしがいた

ああ、わたしはこんなふうに醜いのか